子育てに絵本は欠かせない②
絵本は子どもの心を動かす
こんばんは!前回の投稿から間隔が空いてしまいました。本業が忙しくサボってしまいました。スミマセン...。
今回は前回に引き続き、絵本の大切さについて語ろうと思います。前回では絵本の重要性の一つ「親子だけの時間」でした。そして2つ目の重要性です。
それは、「子どもの心を動かす」です。
どういうことかというと、子どもが色々な解釈や考え方をする機会があるということです。
絵本は言葉だけでなく、「絵」が一体となって「絵本」です。当たり前ですが(笑)
皆さん、試しに絵本に載っている「言葉」だけを取り出して、ノートに書いて読んでみて下さい。そのほとんどが意味不明なものやストーリーが分からないものだと思います。そして、とても短い文章や単純な文章だと思います。
つまり、言葉で伝える部分はとてもシンプルで、解釈の自由度が高いものだと言えるのです。
ここに、絶妙に絵があることで、子どもの頭の中でいろんなイマジネーションが生まれ、登場人物の表情や絵本の風景に心が動かされるのです。
子どもの思考は視覚情報が強い傾向にあります。でも、頭の中の思考はすべて言語化されて表現されていきます。子どもはそれまでに時間がかかりますが、その時間こそが大切なのです。
例えば、「せんろはつづく」という3歳児向けの絵本を例に上げます。
最後にみんなで作った線路を汽車で進んでいきます。とても広い草原にきれいな夕日が沈んでいく様子の中に線路が続いているのです。
子どもは、真剣な表情でじっとその絵をみて黙っているとしましょう。
そこに、そっと大人が「どこまで続いているんだろうね」と優しい一声をかけたら、子どもは目を輝かせて「ぼくは〇〇に行くとおもうんだ~それで...。」なんて嬉しそうに話が始まるのではないでしょうか。
この瞬間!子どもの心が動いているのです!
頭の中はイマジネーションの渦が起こっています。
そして、僕の思いを伝えたいと無意識に体が動いているでしょう。
この経験を積み重ねることで、子どもの想像力や道徳観、情緒が育っていくのです。
この一連のプロセスは絵本じゃないとできません。
そしてやはりそばに大人がいなきゃできません。
やっぱり子育てに絵本は欠かせないですね!
残り2つは次回です。次回は一気にお伝えするつもりです。
お楽しみに!
すごいね!絵本